カルロス・ゴーン会長の犯罪

平成22~26年度の5年間にゴーン容疑者が受け取った役員報酬は計約99億9800万円、そして申告したのは約49億8700万円と言うことで、特捜に脱税容疑で逮捕されました。

どうやらゴーン容疑者の部下の社員が、特捜の調査から逃れられなくなって司法取引に応じ、ゴーン会長が逮捕されたようです。

日産の他の取締役に支払われなかった役員報酬の一部が、ゴーン容疑者に流れていた疑いもあり、今後の捜査がどのように親展するか、注目されますね。

それにしてもこれほどの大金が一人の経営者に支払われれて、いったい何に使われるのか気になりなす。裏側が知りたくなるのです。
普通の生活をするならば、お金は銀行に溜まりますからすぐに不正はバレるのではないでしょうか。

カルロス・ゴーン氏はブラジルからフランスにやって来た移民の子で、ミシュランで経営の頭角を表し、次にルノーに行って利益を出します。
日産が経営危機に陥った時、なぜゴーン氏が社長として日産自動車に入ってきたのでしょうか。そこがよく判らないのですが、「コストカッター」として辣腕を振い、利益最優先の経営で危機を乗り越えます。そうすると今度はルノーと日産の両方の社長になり、そこに日産が仕掛けた三菱自動車の燃費不正暴露で経営を追い詰め、そして三菱自動車も配下に置いたわけです。

ゴーン氏の力でこのようになったのでしょうか? 背後に何かが動いているように感じませんか・・・

評論家の馬淵睦夫氏は、よく「ユダヤ秘密組織」が暗躍する世界を語っておられますが、どうやら今回のゴーン会長の脱税はそれと関係があるように感じるのです。
「ユダヤ秘密組織」が本当にあるのかどうかは判りませんが、要するにディアスポラ・ユダヤの組織を指しているのだろうと思います。

最近の情報では、このディアスポラ・ユダヤ(要するにさまざまな国に離散しているユダヤの人達)の数が、イスラエル・ユダヤ(イスラエルに入植したユダヤの人達)より少なくなってきたと言うのです。

イスラエルは国家ですから実態経済があります。しかしディアスポラ・ユダヤは国家を持ちませんから金融経済だけが頼りであると思います。
彼らは各国の要人と関係を作り、人を送り込み、実体経済を牛耳って金融経済の配下に置こうとするわけです。
貧しいところから這い上がる能力を持ち、経営の利益追求に敏感で、人を使うこともうまい人材。それがカルロス・ゴーン氏で、ディアスポラ・ユダヤの最も好む人材です。

このゴーン氏によってディアスポラ・ユダヤは相当金融利益を得たのではないでしょうか。ゴーン氏の巨額な収入も、結局ディアスポラ・ユダヤ組織に吸収されているのかも知れませんね。
しかしイスラエルの国家運営が軌道に乗り、入植者が増えるに従ってディアスポラ・ユダヤ側には焦りが出てきたようです。

トランプ大統領が就任して、ディープステートという言葉が出てきました。アメリカに居るディアスポラ・ユダヤがアメリカを支配してきたと言うのです。
そのトップがキッシンジャー氏で、彼がニクソン大統領の時代に中共と渡りを付け、そして米中国交正常化まで行きました。しかし中共は金融市場を開放はしませんでした。キッシンジャー氏のミスだったのではないかと思います。

ディアスポラ・ユダヤの、実体経済を金融経済の配下に置くやり口を見ている中共は、闇金・AIIBのやり方が悪いことなどとは全く思っていないでしょう。

しかしユダヤ民族は今、イスラエル国家を持ったのです。そう、実体経済の安定感を知ってしまったわけです。そうなれば、ディアスポラ・ユダヤの、即ち金融経済の不安定感に疑問を持つようになり、イスラエル入植が進んだとも考えられます。

ディアスポラ・ユダヤにとって危機感が生まれているのではないでしょうか。昨年、キッシンジャー氏は「イスラエルは2030年までに滅びる」と言っています。
彼はイスラエル建国にはメシアが居なければならない。今のイスラエルにはそれが無いということで、このような言葉を発したのだろうと思います。いわゆるユダヤ原理主義ですね。

欧州でEUを作り、ユーロという共通通貨を作り参加国の通貨発行権を奪って、ユダヤ民族に負い目のあるドイツにメルケル首相を配備したディアスポラ・ユダヤです。
しかし英国のEU離脱、アメリカのトランプ政権の誕生、メルケル首相の地盤沈下などで、すっかり調子を狂わせてしまったようです。

大量の移民をアメリカに送り込もうと、メキシコ国境まで大量の移民を移動させたディアスポラ・ユダヤの作戦。これでトランプ大統領が辞任するかどうか・・・
日本でも移民法案が国会で審議されておりますが、それももしかしたら・・・

金融経済を実体経済の上に置こうとするディアスポラ・ユダヤの活動が成功するかどうか、実体経済こそが安定した生活を営むことが出来ると言う事を知ってしまったイスラエルの民。

このような情勢の中でカルロス・ゴーン氏が逮捕されたということ。頑張った特捜は、今後の公判に耐えることが出来るでしょうか・・・

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