38度線を42度線にしよう

韓国が断末魔のような悲鳴を上げ始めています。
理由は日本の「3品目輸出規制」です。特にこの中で「高純度フッ化水素」が問題だったようです。
韓国側は主要30企業や経済団体のトップらを大統領府に集め、「韓国政府は日本の不当な輸出制限の撤回と対応策の準備に非常の覚悟で臨んでいる」などと大統領が話しておりますが、おそらく安倍政権は聞く耳を持たないでしょう。

どうやら文政権になってから、「高純度フッ化水素」の日本からの輸出量が異常に増えたと言うことです。
「フッ化水素」は核を扱う時にも使用しますから、当然韓国は北朝鮮へ「フッ化水素」を密輸していたのではないかと疑われても仕方ありません。
北朝鮮はそれをイランとかシリアに輸出しているのではないかとの疑念も出ているようです。

このあたりの話は先月のG20でアメリカ側と話しが付いていて、その直後の7月1日に韓国の「ホワイト国」扱いを取り消したわけです。
つまりこれら「3品目輸出」について日本政府の監視下に置くとしたわけです。

日本国内マスコミと韓国内では「徴用工問題に対する報復」という論調が出ていますが、そうではなく、おそらくアメリカからの情報で「フッ化水素の輸出を止めろ」ということになったのではないかと思います。

韓国の文在寅政権が北朝鮮親派の政権であり、もはや韓国も北朝鮮側になったと言うことは間違いないでしょう。
ですから韓国と北朝鮮の間の境界線である38度線が、日本海側に降りてきていよいよ日本が戦場になると言う方も居られます。

しかしトランプ政権は違うことを考えているようです。
先ずトランプ大統領は北朝鮮の金委員長に対して「日本の拉致被害者を返せば日本が莫大な経済支援をする」と話しました。もちろん核開発の廃棄も条件ですけど。
その上で、北朝鮮を中共側に持って行くことを阻止しようとさまざまな交渉を続けています。
しかしその交渉の中でも「国連による経済制裁の解除」などには一切触れません。

このような交渉があるたびに、北朝鮮は韓国を経由して日本側に「日本製品の不買運動」とか「日帝の残滓の排除」など、強烈な(ある意味で猟奇的な)反発を示しています。
北朝鮮にとっても「日本だけが邪魔」な存在になっているように見えるのでしょう。先の拉致被害者5名の返還が朝鮮の価値観に反するものというわけでしょうか。ともかく恨んでいるように見えますね。

トランプ大統領は韓国を相手にはしていないようです。その代り北朝鮮の金委員長に語り掛けています。もちろん経済制裁を緩める気配はありません。それは核廃棄と同時に拉致被害者を日本に返してからの「日朝交渉」の話となっているからです。

アメリカが韓国からの軍隊を撤退すると言う話はありません。なぜなら国防予算の中に入っているからです。金委員長はすでにトランプ大統領に対して「韓国のアメリカ軍は駐留していて良い」旨話しています。

なぜならそれは対中抑止のための軍隊だからでしょう。ですからアメリカの駐留韓国軍は38度線よりも北方の42度線を睨むつもりです。そこにあるのは北朝鮮と中共の長い国境線です。

日本が「韓国はもうだめ。遂に38度線は無くなり日本列島がバトルラインになる」とは、努力しなければそうなる・・という話ではないでしょうか。
トランプ大統領が努力しているのは、そのバトルラインを北朝鮮の北方42度線に持って行こうという努力だと思います。
そして金委員長にもそのことが判っているとも思います。

アメリカが行っている対中経済制裁はまだ続いています。対中輸入関税25%はとりあえず先に延ばされました。ファーウェイに対する半導体の禁輸出は、安全保障に害のないモノだけ解除するそうです。そしてその代わりに中共はアメリカから農産物を大量輸入することに合意しました。中共はアメリカからの食糧輸入が無ければ暴動が起きそうですから、そこを見透かしたトランプ政権の交渉だったようです。

これでトランプ大統領の支持基盤の農業生産者は息を吹き返し、大統領選挙にはプラスに働くと言うことです。アメリカからの輸出で中共のドルはアメリカに還流し、中共側からアメリカへの輸出には相変わらず10%の懲罰完成は掛けられたままです。

大統領選でトランプ大統領が再選されれば、こんどはロシア・プーチン大統領との首脳会談が行われる可能性が大きいですね。
今度はロシア疑惑などに邪魔されずに対ロ交渉を端円ることが出来るかも知れません。

ディープステート側は中共とロシアを共にアメリカの敵とした勝ったようです。理由はこの両国が略奪投資をさせないようにしていた大国(大きな市場)だからだと思います。
トランプ大統領は反グローバルですから、金融機関による略奪的投資には反対なのでしょう。さんざんアメリカの生産者がやられましたからね。

北朝鮮が離中共となり、対共産主義防衛線が北緯42度に置かれ、ロシアがアメリカとの交渉で経済制裁が解ければ、残るはチベット・途ウイグルの人権問題が対中攻撃に浮上し、中国共産党を解体に向かわせるのではないでしょうか・・・

我が日本は核武装も辞さない再軍備を明確にしながら、42度線にバトルラインを移すべくトランプ政権と共同すべきですね。

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